IPOの初値がどのくらいになるのか、事前に予想できたらどんなに便利だろう——そう思ったことがある人は少なくないはず。実は、日本には複数のサイトが独自の方法で初値予想を公開しており、中には読者が投票に参加できる仕組みや、専門家の分析を無料で掲載しているサイトもある。この記事では、主要なIPO初値予想サイト5つを横断比較しながら、初心者でも迷わず使える実践的な選び方と、予想を活用する際の注意点をまとめていく。
主要初値予想サイト数:5 · 2026年上場予定企業数(カブスル参照):約50社 · 読者参加型投票サイト:96ut.com、ipokabu.net
早わかり
- 96ut.comは読者投票による初値予想を提供している(96ut.com)
- ipokiso.comはA~Cランクの評価一覧を公開している(やさしいIPO株のはじめ方)
- kabusyo.comは上場予定と利益予想の日程を掲載している(カブスル)
- 各サイトの初値予想の的中率
- キム氏の予想の実績データ
- フィスコの予想の有料部分の詳細
- 新規承認 → 東京証券取引所が基本情報を公開
- ブックビルディング期間 → 機関投資家向け需要調査
- 公開価格決定 → 需要調査を踏まえて公開価格が決まる
- 上場日 → 株式が取引所に上場し初値が形成
- 複数サイトの予想を比較して、自分なりの判断基準を持つ
- 読者投票サイトで実際の投票に参加してみる
- スケジュール表を定期的にチェックする習慣をつける
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 主要初値予想サイト数 | 5 |
| 読者投票可能なサイト | 96ut.com、ipokabu.net |
| 上場スケジュール掲載サイト | kabusyo.com、ipokiso.com |
| 専門家予想提供元 | フィスコ、キム氏(個人) |
この表は各サイトの役割分担を整理したものである。読者参加型と専門家分析では、予想の性質が根本的に異なる点に注意したい。
IPOの初値予想一覧はどこで見られますか?
主な一覧サイトの紹介
IPO初値予想を一覧で確認できるサイトは、大きく分けて「読者参加型」「評価ランク型」「スケジュール+実績型」の3パターンに分類される。それぞれの特徴を簡単に見ていこう。
- 96ut.com — 読者参加型の初値予想投票機能を持つ。新規承認後にページが掲載され、上場日前日まで投票を受け付けている(96ut.com)。
- ipokabu.net — 庶民のIPOとして、2026年のIPOスケジュールを上場日・予想利益・必要な抽選資金などとともに一覧表示(庶民のIPO)。
- tokyoipo.com — 「国内最大級のIPO専門サイト」と自称し、新規公開株情報やIPOの始め方を提供(東京IPO)。
- ipokiso.com — IPO企業情報・評価一覧表を公開。上場日、公募価格、仮条件、初値を一覧化(やさしいIPO株のはじめ方)。
- kabusyo.com — カブスルは上場予定と実績、利益予想を掲載(カブスル)。
一覧サイトの比較ポイント
各サイトの最大の違いは「予想の根拠」にある。読者投票型(96ut.com)はコミュニティの総意を反映し、評価ランク型(ipokiso.com)はアナリスト的な視点で格付けする。カブスルのように実績データを蓄積しているサイトは、過去の傾向から未来を読むのに役立つ。
これらのサイトを横断的に比較するなら、かぶリッジ(ブリッジサロン)の「主要サイトのIPO初値予想比較・まとめ」ページが便利だ。各サイトの評価基準を◎、○、△、×に統一してあるため、1画面で判断できる(かぶリッジ)。
複数のサイトを比較することで、特定のサイトの偏りに左右されない判断ができる。特に初心者は、1つの予想に依存するより、2〜3サイトの予想を平均的に見るほうが安全だ。
IPO初値予想で大手証券会社のおすすめは?
大手証券会社の初値予想の特徴
SBI証券、楽天証券、松井証券などのネット証券大手は、自社のIPO案件について独自の初値分析を公表しているケースがある。ただし、これらはあくまで参考値であり、実際の初値は需給や市場心理で大きく変動する。
おすすめの大手証券会社
- SBI証券 — 豊富なIPO取扱実績と、独自の「SBI IPO評価」を公開
- 楽天証券 — 楽天ポイントが貯まる仕組みと、初心者向け情報が充実
- 松井証券 — IPO取扱数は中程度だが、手数料の安さが魅力
各社の初値予想の精度や更新頻度には差がある。特にSBI証券は上場前日に更新することが多く、直近の情報を反映しやすい(SOICO)。
IPO初値予想を提供しているサイトは?
主要な初値予想サイト一覧
- 96ut.com — 読者投票型。的中者にAmazonギフト券をプレゼント(最大1,000円)(96ut.com)
- ipokabu.net — 庶民のIPO。五段階評価で銘柄を比較(庶民のIPO)
- tokyoipo.com — 東京IPO。IPOの始め方やセミナー情報も網羅(東京IPO)
- ipokiso.com — やさしいIPO株のはじめ方。A〜Cランクの評価一覧(やさしいIPO株のはじめ方)
- kabusyo.com — カブスル。上場予定と実績、利益予想(カブスル)
各サイトの特徴と使い方
96ut.comは読者が直接予想に参加できる点がユニーク。ipokiso.comは評価ランクが明確で、初心者が「どれを申し込むべきか」迷ったときに役立つ。カブスルは実績データを蓄積しており、過去の傾向を参照したい場合に強い。
IPO初値予想のスケジュールはどうやって確認する?
スケジュール確認方法
- kabusyo.com — 上場予定と利益予想の日程を随時更新(カブスル)
- ipokiso.com — 年間スケジュールを提供。2026年5月時点で「5月の上場予定企業はありません」と記載(やさしいIPO株のはじめ方)
- 証券会社のサイト — 各社のIPOページで個別に確認可能
主要なスケジュール情報源
スケジュールは随時更新されるため、週に1度程度のチェックが推奨される。特に上場日の1〜2週間前になると、ブックビルディングの結果が反映され、初値予想の精度が上がる。
ブックビルディング期間中は機関投資家の需要が固まっていく。この期間の終了直後に発表される公開価格が、初値予想の大きな手がかりになる。
専門家のIPO初値予想(キム氏、フィスコ)は信頼できる?
キム氏の予想の特徴と実績
キム氏は個人投資家として知られ、独自の分析をSNSやブログで公開している。ただし、実績データがサイト上で一元的にまとめられているわけではなく、情報は断片的だ。
フィスコの予想の特徴と実績
フィスコは金融情報会社であり、機関投資家向けの分析も提供している。しかし、一般向けの予想は有料部分と無料部分が混在しており、無料で見られる範囲は限定的だ(SOICO)。
専門家予想の活用方法と注意点
両者の予想はあくまで参考値であり、絶対ではない。複数の予想を比較することが重要で、特に初心者はS評価・A評価などの高評価銘柄を優先して検討することをSOICOの記事でも推奨している(SOICO)。
タイムライン — IPO初値予想の流れ
- 新規承認 — IPO銘柄が東京証券取引所に承認され、基本情報が公開される
- ブックビルディング期間 — 機関投資家向けに需要調査が行われる
- 公開価格決定 — ブックビルディング結果を踏まえて公開価格が決定される
- 上場日 — 株式が取引所に上場し、初値が形成される
この流れの中で、初値予想が最も大きく変わるのは「公開価格決定」のタイミングだ。多くのサイトがこの前後で予想を更新する。
確認済みの事実と不明な点
- 確認済み: 96ut.comは読者投票による初値予想を提供、ipokiso.comはA〜Cランクの評価一覧、kabusyo.comは上場予定と利益予想を掲載
- 不明な点: 各サイトの初値予想の的中率、キム氏の予想の実績データ、フィスコの予想の有料部分の詳細
専門家の声 — 実際のサイト運営者の言葉
「読者初値予想は、新規承認後ページ掲載がされてから上場日前日まで受け付けています」
— 96ut.com
「A:初値予想が公募価格比『+20万円〜+50万円』で、全力で申し込めるおすすめIPO」
— やさしいIPO株のはじめ方
まとめ
IPO初値予想を活用する投資家にとって、複数のサイトを横断比較することはリスク分散の基本だ。特に初心者は、1つの予想に依存せず、自分のリスク許容度に合わせて判断基準を設けることが重要。投資判断は自己責任であり、予想が100%当たる保証はない。
Related reading: 主要サイトのIPO初値予想比較・まとめ · IPOゲッター
初値予想の精度を高めるには、実際のIPO事例としてSBI新生銀行IPOの判断ポイントを参考にするのも有効です。
よくある質問(FAQ)
IPO初値予想はなぜ重要ですか?
初値を事前に予想することで、投資するかどうかの判断材料になる。特に上場初日は値動きが大きく、事前の予想が投資判断の参考になる。
初値予想と公開価格の違いは何ですか?
公開価格はブックビルディングの結果で決まる「発行価格」で、初値は上場初日に市場で形成される「最初の取引価格」だ。両者は異なるため、混同しないように注意。
初値予想が外れた場合のリスクは?
予想よりも初値が低い場合、投資した資金がすぐに含み損になる可能性がある。反対に高すぎる場合は、買い付けができずに機会損失が発生する。
IPO初値予想はどのくらい当たるの?
各サイトの的中率は公表されていないため、正確な数字は不明。ただし、複数のサイトの予想を比較することで、当たる確率を高めることができる。
IPO初値予想を自分で計算する方法は?
ダイヤモンド・ザイの記事では、公開規模、予想PER、仮条件などの公開情報を組み合わせる手法を紹介している(ダイヤモンド・ザイ)。
初値予想を参考にする際の注意点は?
予想はあくまで予測に過ぎず、元本保証はない。自己責任で投資判断を行うことが、多くのサイトで明示・暗示されている。
IPO初心者におすすめの初値予想サイトは?
ipokiso.com(評価一覧)と96ut.com(読者投票)の2つを併用するのが、初心者にとってバランスが良い。評価とコミュニティの意見を同時に確認できる。

